乳がんの生存率 進行度

  

 
乳がんの生存率に関係する要素はいくつかありますが、一番重要なのは進行度です。

乳がんの進行度は主に腫瘤の大きさとリンパ節への転移の状態によって0期から4期に分けられます。0期と1期が早期ですが、この時期の乳がんの生存率は大変高いです。

病院によって数値は異なりますが、例えば大阪府立成人病センターの場合では、0期の生存率は92.8%、1期の生存率は85.6%、2期の生存率は75.0%、3期の生存率は47.9%、4期の生存率は28.6%、だそうです。近年は0期、1期の生存率が横ばい状態であるのに対し、3期、4期の生存率が急速に上がって来ています。

さまざまなケースがあり、一概に言うことはできませんが、一般的に乳がんは他のがんと比較して5年生存率、10年生存率が高いがんです。また新しい乳がん治療法がどんどん開発されてきています。統計上の生存率に悲観せず、適切な治療を受けること、そして早期発見に繋がるよう定期検診を受けることが、乳がんの生存率を高めるためには重要です。


乳がん検診 乳がん 手術 乳がん 再発



乳がんの生存率 病院

  


「乳がんの生存率が高いのは、乳がんの手術件数が多い病院である」こうした調査結果がアメリカで発表されました。1984年から89年にかけて乳がんの手術を受けたニューヨーク州の47890人を対象に調査した結果、乳がんの症例数のごく少ない施設では、多い施設に比べて5年生存率が60%も低いのだそうです。カリフォルニア州で行われた同様の調査でも、乳がん患者の5年生存率は手術件数の多い病院の方が高かったそうです。

もちろんこれは病院一軒一軒に対する評価ではないので、手術件数が少なくても乳がんの生存率が高い病院もあります。ですから大切なのでは乳がんの手術件数そのものではなく、病院選びということです。

乳がんに経験と技術のある病院を選べば、生存率も確実に違ってきます。乳がんの生存率を高めるためにも、病院は慎重に選びましょう。

私の周りにも乳がんを患った女性が何人かいますが、多くは検診で乳がんが発見されたため、乳房を温存して治療することに成功しています。技術の高い病院ということもあったでしょうが、彼女達は術後5年、10年経っても再発の気配はなく、毎日を明るく過ごしています。万が一乳がんが見つかっても悲観的にならず、最善の治療を受けて回復を目指して下さい。乳がんの生存率は決して低くはない、むしろ大変高いものなのですから。

乳がん 治療 乳がん 転移 乳がん 検査